2025/6/19-20に東京四谷の土木学会本部で開催された第30回河川技術シンポジウムにて、河川技術論文集投稿論文「県管理河川の集水域・氾濫域特性を踏まえた流域治水施策の整理と計画導入プロセス」（原田守啓・真鍋将一）についてのポスター発表と口頭発表を行いました。

期せずして、ポスターセッション優秀発表者賞をいただいてしまいました。こういう賞は若い人にあげてほしいのですが…

また、2025/6/23-27までシンガポールで開催されました、41th IAHR World Congress Singaporeで、「THERMAL REGIMES IN RIVER SYSTEMS SHAPED BY PRECIPITATION AND PADDY FIELD AGRICULTURE IN JAPAN」（Morihiro HARADA, Shigeya NAGAYAMA, Ryoji FUJII, Masanao SUEYOSHI）について、口頭発表を行いました。

流量変動の自然度が高い長良川流域のThermal regimeをテーマに、モンスーンアジアの河川水温特性を形づくる、四季、複雑な地質、土地利用、大水と渇水、そして水田の水利用について、かなりクリアに描き出しました。アジアの研究者だけでなく欧米のサケマス系研究者にも大いに受けて、手応えを感じました。水温研究ってやっぱり面白いです。

また，社会人ドクターの土方さんも口頭発表を頑張りました．大変良い経験をなさったのではないでしょうか．ここからは論文執筆も頑張りましょう．
Koji Hijikata, Morihiro Harada and Kohei Uemura: Relationship Between the Form of Channelized Streams and Community Dynamics of Fish and Benthic Invertebrates due to Flood Disturbance, The 41th IAHR World Congress Singapore, 2025.6.23 (Oral presentation)　

来年度は、IAHR-APD2026が韓国の仁川で開かれますので、研究室の学生さんも誘って皆で参加したいです。　（原田）

土方さんの発表後の質疑の風景

原田の発表風景