Skip to content
River Environment Systems and Dynamics Laboratory

River Environment Systems and Dynamics Laboratory

岐阜大学 河川環境動態研究室へようこそ!

Menu
  • ホーム
  • 研究室紹介|Indtroduction
  • 論文・発表 | Article
  • 卒論・修論・学位論文 | Thesis
  • 研究室史|History

研究室紹介|Indtroduction

【教員の紹介】

原田 守啓(はらだ もりひろ)
岐阜大学高等研究院環境社会共生体研究センター 環境変動適応研究領域 教授(2024.10-)
 岐阜大学大学院自然科学技術研究科環境社会基盤工学研究専攻
専門:河川工学・応用生態工学


1976年 静岡県浜松市生まれ
1999年 岐阜大学工学部土木工学科 卒業
2001年 岐阜大学大学院工学研究科土木工学専攻 修了
 その後いろいろとありまして
2014年12月 岐阜大学流域圏科学研究センター 准教授 として着任.
2024年4月 岐阜大学高等研究院環境社会共生体研究センター に改組.
[詳細は Researchmap をご参照ください]

フィールドに出ている時の方が気分が良いです.
学生たちと川に行くのが楽しみ.

趣味:SUP,アユ釣り,卓球,カラオケ,飲酒

連絡先: harada.morihiro.i3(at)f.gifu-u.ac.jp

電話番号(研究室直通): 058-293-2474

居室: 岐阜大学柳戸キャンパス 総合研究棟I F106 [Google map]


【研究室のコンセプト】

「河川環境動態研究室」は,河川の生態系の基盤となる河川の自然的な営み,河川の物理環境のダイナミクスに焦点を当て,河川を流域全体の一部として捉え,総合的かつ学際的な以下のアプローチにより,実践的な河川管理,河川環境保全,環境調和的な流域治水のための知見を創出します.

  • 河道内の土砂動態と様々なスケールの生息場所の関係性
  • 河川工学と生態学の融合研究
  • 治水と環境保全の調和した河川技術
  • 河川の自然的な営みを活かす管理手法の開発
  • 流域全体を考慮した総合的なアプローチ
  • 防災減災的視点だけでなく環境機能を有した流域治水
  • 気候変動及び地域の環境課題への適応に関する研究

【研究室に興味をもってくれた学生さんへ】

本研究室は,岐阜大学工学部社会基盤工学科の卒業研究生,大学院環境社会基盤工学専攻の修士課程の学生,工学研究科の博士課程の学生が在籍しています.岐阜大学工学部社会基盤工学科は,3年生後期から研究室配属があります.

  • 本研究室では,川に関するさまざまな現地調査・計測と室内分析,各種コンピュータシミュレーション,水路実験,GIS解析,プログラミングによるデータ解析,環境DNA分析など,研究室での活動を通じて,これからの時代の河川管理・流域総合水管理に関わる技術者として,第一線で活躍していくことができる力を身に着けることができます.
  • 川はまるで生き物です.時々刻々と,特に洪水の作用によってその姿を変えていきます.川のことは,実験や計算だけではわかりません.当研究室では,洪水によって,季節によって変化する川の姿を,全ての学生が体感・理解するために,現地調査(フィールドワーク)を合同で行います.
  • 当研究室では,学会発表,論文投稿を積極的に行います.主な参加学会は,土木学会,応用生態工学会で,学会参加を通じて,大学だけでなく国の研究機関や民間企業などが,最先端の技術開発や現場課題への対応を行っている場に,学生もプレイヤーとして参加することができます.私たちの研究活動は社会とつながっていることを実感してもらえると思います.
    学会に参加しがてら現地の河川視察やご当地グルメなど,ゼミ旅行も兼ねて学会に参加します.学会は楽しいところですよ.
  • 野心のある学生さんには,国際会議への参加も応援します.一緒に国際会議に行きましょう.
    一度英語で研究発表(ポスター発表,口頭発表)を経験したら,日本語でのプレゼンテーションなど楽勝です.
  • 本研究室の研究テーマは,他大学や研究機関,民間企業との共同研究も多く,学外の研究者・技術者との交流の機会もあります.他大学の研究室との交流も積極的に行っています.

【研究室OBの就職先】

官公庁・公共機関:

岐阜県庁(複数名),国土交通省中部地方整備局(複数名),水資源機構(複数名),国土交通省関東地方整備局,名古屋市役所 ほか

民間企業:

建設技術研究所(複数名),いであ(複数名),日本工営都市空間,中央コンサルタンツ,大日コンサルタント,テイコク,JR東海,東急建設 ほか

研究室を主宰する教員自身が建設コンサルタント技術者であったため,建設コンサルタントで河川技術者として活躍したい人にはさまざまな助言・支援ができると思います.本研究室の前身にあたる藤田裕一郎先生の研究室OBOGも含めれば,多数の先輩方が各方面で活躍しています.


【研究テーマ】

過去の論文タイトルをChatGPTに分析させた結果,本研究室はどうやら以下の6つくらいの研究テーマに取り組んでいます.イラストはDALL-E3で生成させたものです.(2024/8/24更新)

1. 河川環境と生態系の保全

河川の物理的な環境が河川に生息する魚類に与える影響や,河川生態系の維持に向けた適切な管理方法に焦点を当てた研究が行われています.主に瀬・淵,河床環境と魚類の関係,洪水攪乱が河川環境に及ぼす影響に関する研究が含まれています.これらの研究は,防災と環境保全を両立し,持続可能な河川管理の実現に寄与することを目指しています.


2. 土砂動態と河床変動

河川の土砂動態や河床変動に関する研究が行われています,具体的には,土砂の再堆積プロセスや,礫床河川の流水抵抗と土砂輸送の関係,地形変化プロセスに注目しています.これらの研究は、「洪水」という河川で最も重要で興味深い現象によって河川地形と河床環境が変化し,河川生態系の基盤となる生息場所(habitat)がどのように形成・維持・更新されているかを解明することにつながります.


3. 地形変化モニタリングと水理学的解析

河川地形の変化やコンピュータシミュレーションによる流れと地形変化の水理学的解析に関する研究が行われています.山地河川から平野部まで異なる地形的特徴を持った河川区間を対象として,河床変動モデルの構築や,礫段地形による土砂流出抑制の効果などが研究されています.これらの成果は,河川の安定化や洪水流下能力の維持管理に重要な知見を提供します.


4. 洪水リスク分析手法と効果的なリスク軽減策

洪水リスクの評価や地域における防災減災対策の策定に関する研究が行われています.特に,河川の氾濫によるリスクの分析手法や温暖化によるリスクの変動に焦点があてられています.地域における水害リスクの分析から,効果的な防災対策の立案を支援しています.


5. 気候変動と流域管理・流域治水

気候変動の影響評価,特に洪水リスクと土砂災害の危険度評価が重要なテーマとなっています.気候モデルや降雨分布の解析を通じて将来の気候変動が河川流域に与える影響を予測し,それに対応する管理策として“流域治水”が提案されています.流域ごとの地形・土地利用の特性に見合った流域治水メニューの提案を目指した岐阜県との共同研究を進めています.


6. 河川生態系への温暖化影響,特に水温上昇の影響

水温変化が魚類,特にアユの行動に与える影響を中心に研究が行われています.アユの産卵適地評価や産卵行動,また淡水二枚貝の生息環境保全に関する研究も進められ,河川環境保全のための技術開発が行われています.


  • ホーム
  • 研究室紹介|Indtroduction
  • 論文・発表 | Article
  • 卒論・修論・学位論文 | Thesis
  • 研究室史|History

最近の投稿

  • 研究室名及びウェブサイトをリニューアルしました.
  • 土木学会中部支部研究発表会でB4水谷聡哉君が優秀講演者賞を受賞しました.
  • 3年生が配属されました.
  • Adityawan Sigitさんが博士号を取得し帰国
  • 学会発表スケジュール(河川チーム)

River Environment Systems and Dynamics Laboratory 2025 . Powered by WordPress